【出版志望向け】講談社の筆記試験受けてきた【通過率や傾向と対策は?】
今日は、講談社の筆記試験についてです。
同じ大手出版社でも小学館とは傾向の違いがあるので、以下の記事も併せて読んでください。
①講談社の筆記試験の特徴
講談社の筆記試験は、とにかく難しいという特徴があります。
最難関と言われるマスコミ業界の中でも、トップレベルに難しいと言っていいでしょう。
しかし、周りの学生が他の企業に比べて特に優秀というわけではないので、みんなが取れる問題を確実に取っていけば問題はありません。
②試験内容
試験内容は、
時事・常識問題+国語+数学+英語+漢字+作文となっています。
順を追って説明していきます。
(1)時事・常識問題
講談社の時事・常識問題は非常に難しいのが特徴です。
小学館の時事・常識問題と比べても、かなり難易度が高いという印象を受けました。
また、講談社の作品に関する問題が多いという印象を受けたので、事前に講談社のサイトを見ておくことをお勧めします。
また、小学館と比べて常識問題の比率が高いように感じました。
具体的に出題された問題の一例を挙げます。
・乃木坂メンバーとその写真集の組み合わせで間違っているものを選ぶ問題
(講談社が出した白石麻衣の「パスポート」がバカ売れしたためだと思われる)
・シャンシャンの親を漢字で選ばせる問題
(小学館では、「シンシン」を選べばよかったのでやや難化してますね)
・講談社エッセイ賞をとった参加は誰か
・講談社の作品を原作にしていない映画作品はどれか(答えは「君の膵臓を食べたい」だった)
時事・常識問題で足切りを食らわないために、朝日キーワードを最低でも2周はしておきましょう。
時事の知識をインプットできたら、この問題集に取り組んでみましょう。
既に20卒のためのバージョンが販売されています!
(2)国語・数学・英語
講談社の国語・数学・英語の問題も一般的な玉手箱の問題です。
しかし、時間がとにかく足りなくなるので、普段から問題集でトレーニングして素早く解けるようにしておきましょう!
国語は頑張って前問埋められるようにしましょう。数学と英語はできるところから解いて、7割ほど自信を持って埋められれば十分だと思います。
(3)漢字
講談社では、国語の問題から独立して漢字の問題が出題されます。
蠕動を読ませるシンプルな問題から、
百人一首の穴埋めをさせる問題もありました。
忍ぶれど □に出にけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
(答えは、恋)
漢字の問題は、マスコミ漢字さえしっかりやっておけば十分だと思います!
漢字の問題は出版社だけでなく色々な企業のWebテストやSPIでも出されるので、一冊は買っておきましょう。
(4)作文
講談社では小学館とは違い、クリエイティブテストのかわりに作文が課されます。
そのため、あらかじめ予定稿を作っておくとよいかもしれません。
時事・漢字・作文を同じ時間の中でこなさなければならないので時間配分をしっかりしましょう。
作文は下書きをして清書をする時間まではないと思うので、ある程度流れを決めたらすぐに書き始めたほうがいいと思います!
ちなみに今年のテーマは、「なくてはならないもの」でした。
③通過率は?
講談社の筆記試験の通過率はわりと高めで、5割から6割ほどが通過できるようになっています。
しっかり対策して、面接までたどり着けるようにしましょう!