【広告志望者向け】好きな広告、嫌いな広告に対するベストな解答は?!
今日は就活のお話です。
みなさん、広告業界のESや面接には、広告業界特有の質問があるのはご存知ですか?
それは好きな広告・嫌いな広告です。
この質問では、広告への興味と論理的思考力を見られていると考えてください。
例えばあなたが面接官だとして、就活生に好きなCMを聞いたとします。
その時に
「チキンラーメンのCMです!新垣結衣さんがかわいいからです!」
と言われるよりも
「チキンラーメンのCMです!袋から出したまま食べられる利便性を0秒クッキングというアイデアで訴求している点が面白いと感じました。」
と言われた方が、採用イメージが湧きますよね。
このように、広告業界の就活では好きな広告や嫌いな広告を聞くことで、広告業界への本気度を測っているのです。
ここではCMの例を挙げましたが、特に指定がない限り交通広告でもイベントでもなんでもいいです。
では、どの広告を選べばいいのか、またどのように答えればいいのかを僕の経験からお話したいと思います。
①好きな広告はできるだけその会社のものを選ぶべし
好きな広告は出来るだけその会社のものを選び、嫌いな広告はその会社のものは避けましょう。
小さい会社であればあるほど、忖度は必要です。逆に電通や博報堂であれば、作ってる広告の数が膨大であることもあり、そこまで気にしない印象です。
②「自分だったら…」を考えておくべし
好きな広告であれば、自分の好きなところをしっかり分析してより良い広告にするための施策を考えておきましょう。
嫌いな広告に対しては、「自分だったらこうする!」というものを考えておき、聞かれた時に答えられるようにしておきましょう。
これまでの話を含めて、嫌いな広告に対する解答例を貼っておきます。
私が嫌いなCMは、ソフトバンクの新しい家族のCMです。
このCMの嫌いな点は、設定を複雑にして視聴者を置いてけぼりにしてしまっている点と、「みんな家族割」のサービスの魅力を訴求できていない点です。
白戸家が終わってしまうのかと思いきや、新しい家族が増えるというオチになり、家族構成が複雑になって視聴者がついてこられなくなってしまっていると感じました。
また、このCMでは「縁戚やシェアハウスでも家族同等のサービスを受けられる」という「みんな家族割」の新サービスの魅力をうまく訴求できていないと考えます。
私だったら、シェアハウスでも家族同等のサービスを受けることができるという点にフォーカスを当て、娘役の上戸彩さんがシェアハウスをする様子を描きたいと思います。
これは一例ですが、ここまで言えれば面接官を納得させられると思います。
もちろん、なんで上戸彩なの?誰とシェアハウスさせる?のように細かい指摘にも対応できるように対策しておきましょう。
またこれは電通のCMなので、電通の面接では言わないようにしましょう。
とはいえ、どの会社がどのCMを作っているのかを調べるのは結構大変ですよね。
そこで次の更新では、各広告各社のCMをまとめたいと思います。
更新お待ちください〜