【出版志望向け】小学館の筆記試験を受けてきた【通過率や対策は?】
お久しぶりです。
先日小学館の筆記試験を受けてきまして、無事に通過いたしましたのでレビューを書いていきたいと思います。
①小学館の筆記試験について
小学館では、筆記試験はESを提出した直後に行われます。
ですので、筆記試験を通過しないと一次面接にすらいけないということです。
どんなにOB訪問や企業研究を続けても、会社への想いを伝えることができないというのは非常に辛いですよね・・・
しっかり対策をして、後悔がないようにしましょう!
②小学館の筆記試験の傾向は?
小学館の筆記試験で課される科目は、
クリエイティブテスト+時事・常識問題+国語+数学+英語
の5科目です。
順を追って紹介していきたいと思います。
(1)クリエイティブテスト
出版社で働くうえでは柔軟な発想力や企画力が必要不可欠となります。
そのため、出版社の筆記試験では他の業界とは異なってクリエイティブテストが課されます。
今年度のクリエイティブテストでは、お題をもとにあいうえお作文かつ五七五七七の文章をつくるという問題が五問出されました。
例えば、
安倍昭恵さん(あ行)や平成(か行)のような問題です。
回答例としては、
あきえさん いつもニコニコ うつくしい えがおがすてき おもしろい
のような短歌を5つ作れば言い訳です。
もちろん、このクオリティの短歌をつくったら速攻で落とされてしまいますが笑
お題は
安倍昭恵さん(あ行)、平成(か行)、#Metoo(さ行)、リーダー(た行)、「そだねー」(は行)
でしたので、やはりどれも時事に関係することでした。
時事を押さえておかないとクリエイティブテストにも手が出なくなってしまいますので、しっかり新聞や時事本で対策しておきましょう!
短歌をつくる上でのコツとしては、
単語が思いつきにくい文字から埋めていくということです。
例えば、「す」や「の」で始まる言葉って意外と少ないんですよね。
なので、このような文字から埋めていくことをお勧めします!
「き」や「な」は後からでもすぐに埋まると思うので笑
もう一つは、お題の周辺知識を最初に洗い出すことです。
例えば今年度の問題だと、リーダーには達也やTOKIOなどのた行の言葉が入れられそうですし、「そだねー」には日の丸や平昌などのは行の言葉を入れられそうですよね。
結局のところ、知識持ってた者勝ちです。
(2)時事・常識問題
小学館の筆記で、最も心を折られるのがこの時事問題です。
非常識問題などと揶揄されるゆえんですね。
小学館の筆記試験は、他の出版社に比べて常識問題(絵画や音楽など)の比重が軽く、時事問題の比重がとても重いという印象でした。
なので、教養に不安があっても1年間のニュースをしっかり復習すれば十分に挽回が可能です。
具体的な対策方法としては、
この朝日キーワードシリーズをお勧めします。
僕は大学3年の夏ごろから初めて、2018年版と2019年版の2冊で対策をしました。
朝日キーワードには2種類ありますが、【就職】と書かれているほうをお勧めします。
ある程度時事の知識が入ったら、
このような一問一答形式の問題集で対策をしましょう。
今年度実際に出た問題としては、
シャンシャンのお母さんの名前(答え:シンシン)を答える問題
カズオ・イシグロの作品でないものを選ぶ問題
シンクロナイズドスイミングの新しい名前をこたえる問題
などなど、様々な分野から出題されました。
肌感覚としては、スポーツに関する問題が多かったような気がします。
(3)国語、数学、英語
Webテストで受けるような一般的な玉手箱っぽい問題ですね。
難易度はSPIよりやや難しいといったところでしょうか。
時事・常識問題では差がつかないでしょうし(みんなできないから)、ここで差がつくと思われます。
問題集をやりこみ、色々な企業のテストを受けてから臨みましょう。
③小学館筆記試験の通過率は?
筆記試験の通過率は、3~4割ほどと言われています。
1100人ほどが受けて、通過したのは400人を切っているのだとか。
みなさん頑張ってください!
僕もこれからの面接頑張ります~~